てぃーだブログ › 水彩サビラ

2012年05月21日

ビギン


佐敷馬天           「青い日除けのマチヤ」 油彩f20


20代 左官屋のように描いていた    
あの頃は大阪で見た
佐伯祐三没後50周年記念展の作品群にしびれ
長谷川利行などの行き倒れ人生に圧倒された

人は その時代を生き
その時代の 空気を吸い
その時代の 音楽を聴き
その時代の人と あいまみえる

未来というものが描けなかった あの頃
停滞感に好奇心がやや勝って
大阪の地を踏んだ

その地で 幸運にも私は・・・方便を得た
島の訛り それまでの五感を再確認する術
それは例えば 絵画すること

  

Posted by ぱるさー at 07:50Comments(0)TrackBack(0)モノローグ

2012年05月20日

レイン


宮城島            「夏の陽」 水彩f5エスキース


うっとうしい天気の日曜日
朝のウォーク その後の畑仕事
共に雨にたたられ 追われるように切り上げた

アタイでは 色づいたトマトが雨に割れ
チンナンどもが 団体で舐めていた

期待しているキームムも
ほとんどコウモリに喰われ
まだ育ち盛りの モロヘイヤに早や花が・・・

降りすぎる雨は カッパを染みとおり
楽しみを湿らせ 足元を泥濘にする
ここは 早めのシャワーでリフレッシュ!  

Posted by ぱるさー at 12:04Comments(1)TrackBack(0)畑のおと

2012年05月19日

同年式


                「Mrクルーニーニー」


きのふ 我が家に
久しぶりの顔が現れた
常時黒兄兄である

ジョージ・クルーニーニーは
私とは年式がいっしょで
時々 ふいにやって来る

たいがい 片手にビール
もう一方には ツマミ

腰にはイッス瓶が
サーフーフーして
ぶら下がっている  

Posted by ぱるさー at 07:58Comments(5)TrackBack(0)ホロホロ人物伝

2012年05月18日

デイゴ


糸満大里           「イジュンのデイゴ」 水彩f5


カデシガー脇に デイゴの大木がある
教室シンカで何度か スケッチに出かけた

豊富な湧き水のほとりの 恵まれた環境 
だが 近年花の数を減らし
最近ははポツポツ咲きと 寂しい限り

デイゴの樹は どこもかしこも寄生虫で弱り
ボロを纏ったように 樹皮が風に舞ってたりする

そんな折 国頭スケッチ行でみた塩屋のデイゴは見事だった
傘を広げたような樹冠を覆う 深紅の花花
陽の光と潮風に育まれ すこぶる健康体だった  

Posted by ぱるさー at 13:10Comments(2)TrackBack(0)植物

2012年05月17日

稜線


与那原大見武          「アーチ橋の見える風景」 水彩f5


降ればさすがに梅雨である
風景は一塵も舞い上がらぬほどに
シトドに濡れ

ゴイサギが 一羽 二羽
重たげな翼で羽ばたいてゆく

雨雲は 夜のうちに
自らの水気を絞ったようで
身を軽くして高度を上げ

運玉も 糸数高台も
今朝はくっきりと 稜線を見せている  

Posted by ぱるさー at 07:21Comments(0)TrackBack(0)ウォーク&走

2012年05月16日

拡大


糸満豊原             「東風」 水彩f5


先日の首里城スケッチを素に
10号に拡大してみた

自分の絵を再度描くのだから
スムーズに行くハズ・・・なのだが
ところが これが案外手こずる

かりにも 現場スケッチはその日の集中の成果である
他日 そこへ接木しようにも
集中を高めて 同レベルに至るという
作業が要るようである
直接の現場とのキャッチボールと 
スケッチという 平面からの情報量の差

構図 形をとるのに四苦八苦しながらも
どうにか デッサン終了
色を塗る段になって ようやく
外外ウミナイビも 上上クーニャンも
現場の入り口に立った  

Posted by ぱるさー at 08:48Comments(0)TrackBack(0)絵画教室

2012年05月15日

長打


                  「絵の具」 水彩f5


教室をやっていて 嬉しいことが時々ある
月組は あてに出来ない天気に
屋内でデッサン という事になり
油絵の具の 大きなチューブをモチーフとした

一本の絵の具を f6の画面いっぱいに描くのだ
当初は鉛筆デッサンを という事だったが
1時間経つとニーブイし
1時間半程で 多少ニーリタ風で
珈琲タイムのあと 着彩することに

そしたらどうだ 
鉛筆の味と 水彩の華やぎとが相まって
4点のヒット作が生まれた

中でも ナミヘイ築登武は
重量感 質感 絵画性と秀逸
ライナーで左中間を抜ける
見事な長打となった  

Posted by ぱるさー at 08:07Comments(0)TrackBack(0)絵画教室

2012年05月14日

シソ


                  「瓶など」 水彩f5


庭のシソが ゆかって
青青と葉を茂らせている

太太が30枚ほどを千切り
それを洗って
一枚ずつ 韓国味噌を塗り
しょう油とゴマを振った

そして 今朝
ご飯と共に 口に入れると
味は イトコのエゴマ似

マサッセヨ~!
  

Posted by ぱるさー at 08:34Comments(2)TrackBack(0)食のおと

2012年05月13日

じゃじゃ馬


               「チエコバラ」 油彩f6途中


油彩シンカ 二日目

外外ウミナイビは f3に
ターコイズブルーを基調に
根気強く試行錯誤し
ジリジリと
涼しげな絵に仕上げた

一方 上上クーニャンは f6に
日差しと 動きのある絵を目指し
タッチと色合いに 工夫を重ねながら
筆をスキップさせた

絵はまとめに入ると 動きが止まり
知らず 手の動きが硬くなるものだ
ピッチャーが 多少の荒れ球が有効のように
絵にも じゃじゃ馬娘をひとり   

Posted by ぱるさー at 11:00Comments(0)TrackBack(0)絵画教室

2012年05月12日

サネン花


東風平宜寿次          「5月の庭」 水彩f5



サネン花が 
庭に咲ちかんて
畑に咲ちかんて
道端に咲ちかんて

降らない梅雨の代わりに
ツヤヤカニ

百の房を垂れ
肥えた蕾を開き

乙女のように
咲ちかんて  

Posted by ぱるさー at 11:22Comments(2)TrackBack(0)植物

2012年05月11日

朝もや


南風原神里            「大きなガジマルのある家」 水彩f5


風景がかすむ 朝もやの中
まるいまるい 紅い紅い
温泉玉子の日が昇る

かすかに感じる北からの風

きのう起こしたアタイの土は
すでにカパカパに乾き
振り下ろしたスコップの縁で
細かく打ち砕いた

人力耕運する畝は
雨を吸うように
滴る汗をスップッタ  

Posted by ぱるさー at 09:26Comments(0)TrackBack(0)畑のおと

2012年05月10日

夕もや


具志頭新城          「野風の家」 水彩f5


きのう 予報された強い雨はなく
その後 西北西の風が
夜明けからの 湿った南風と入れ替わり
夕方は 薄日差すモヤが広がった

野菜のみどり 
ブーゲンの紅
したたる月桃の白い房
庭の植物たちは風にゆれ

空気が混ざって紗のかかった
明るい空に
テッポウユリが
真珠色のファンファーレを響かせた     

Posted by ぱるさー at 09:11Comments(0)TrackBack(0)自然

2012年05月09日

手直し


                 「抱瓶にだんどく」 水彩f5


古い作品を出し
いっせいに手を入れた

行き過ぎたのは 引き返し
舌足らずなものには 色を差し
眠そうな絵には
ピリリと唐辛子を振り

久米島に宮城島 ヤンバルに島尻
方々を アマハイクマハイし

絵も何処を目指すのやら  

Posted by ぱるさー at 09:10Comments(0)TrackBack(0)スケッチさびら

2012年05月08日

夏模様


豊見城渡嘉敷          「青い車のある広場」 水彩f5


嬉しいこと 二つ三つ

小さい実の付いた ゴーヤーの第一花
シャカトウの新緑の中の蕾

梅雨の 長い中休みなのか
カラツユなのか
スッカラカ~ンと晴れ渡って
連日の夏模様

お陰でノドは ほどよく渇き
そこに染み込む 麦酒  

Posted by ぱるさー at 08:48Comments(3)TrackBack(0)自然

2012年05月07日


糸満真栄里           「高台のバス停」 水彩f5


快晴の日曜の午前 畑へ出た
樹を剪定し 草を刈り
モロヘイヤを間引いて
葱二種(九条・万能)を収穫し

ドラム缶から汲みだし 水をやり
ピタンガの 赤い実を頬張り
鳥が食べ残した トマトを採り
今がサラバンジの 百合を愛で

ミークラガンの太陽の下
中古の我が身にも 水分を流し込み
ふと見た地面に落ちている 紫色の皮

見上げると いつの間にか
バナナの 蕾がデテイルデハナイカ!  

Posted by ぱるさー at 08:43Comments(2)TrackBack(0)畑のおと

2012年05月06日

旧16日


豊見城渡嘉敷         「アカユラの花」 水彩f5


午前5時
西の空に 巨大な満月が残っている
きのうは 旧の15日だったのだった

♪ピーヒョロロロ~
豊見城高台の斜面の森から
アカショウビンの声が聴こえる

月は想いの外早いスピードで
夜を幕引きするように
山の端に ポトリと落ちた

入れ替わるように
東天は まばゆいばかりのオレンジ色  

Posted by ぱるさー at 07:47Comments(0)TrackBack(0)ウォーク&走

2012年05月05日

早朝スケッチ


那覇首里           「久慶門」 水彩f5途中


午前4時半に起き
シャワーを浴び オニギリをにぎり

車一台に乗り合わせ
シュイへと向かい
首里城を描いてきた

高台にある 早朝のグスク界隈は
空気ひんやり 行き交う散歩人も
おはよう!とアイサツも気持ちイイ

掃除人が 落ち葉を集めている傍らで
早速イーゼルを立て
スケッチブックを広げた  

Posted by ぱるさー at 17:01Comments(2)TrackBack(0)スケッチさびら

2012年05月04日

緑葉


具志頭港川            「海辺の家」 水彩f5


太陽が”カッ”と照りつけ
見事に 晴れ上がったきのう
ゆったり顔の白雲が 南へ流れていった

ゴーヤーは緑葉を ニョキニョキ伸ばし
モズク網を登攀する

陽に透けた若緑色の葉が
上昇するたび 希望の色が胸に満ち

試しに植えた 傍らの 
世界一トマトに支柱した  

Posted by ぱるさー at 08:15Comments(2)TrackBack(0)畑のおと

2012年05月03日

構図


                  「台所の一隅」 水彩f5


構図は大事だ

せっかく 明暗を計り
時間をかけ 丁寧に描いても
画面に流れがなければ
作品は凡庸の海に沈む

構図がいいと 筆も弾むもの
筆が弾む構図は 良い構図といえる
流れがスムーズで 
キッチャキすることもない

心行くまで構図を練り上げること
おや 自分に言ってるようだ  

Posted by ぱるさー at 08:45Comments(0)TrackBack(0)スケッチさびら

2012年05月02日

午前五時


               「百合とタマトー」 水彩f5


午前五時 あたりはまだ暗い
オレンジ色ににじむ 街の灯

♪風の中のスーバル~
  砂の中の銀河~
    みんな何処へ行った~
      見送られることもなく~

夜の帳の残る時間帯を行くと
みゆき嬢の歌が聞こえてくる

湿度100%の中
ヘッドライト テールライト  

Posted by ぱるさー at 08:40Comments(2)TrackBack(0)ウォーク&走